当神社は、寛永3年(1626年)の創建で御祭神にはスサノオノミコトが祀られています。
牛頭天王とも称し、古来陰暦6月17日より3日間例大祭とされてきましたが、昭和30年から8月1日から3日間に変更されました。
本殿は明治36年改築成り、屋根は一間社流れ造りで、同年11月遷宮祭を執り行い、また、周囲の彫刻は名工後藤縫殿之助、同保之親子の作で技巧善美をつくし、本殿の荘厳を保っています。
拝殿は天保3年(1832年)に完成、現在に至っていますが鳥居はこれより120数年前の宝永4年(1707年)に既に建立され、祭典に渡御する神輿は氏子である上町、中町、片町3ヶ町の若衆(添神主といって昔は白丁を着て担ぐ)が、輪番制で毎年初日と三日目の夕刻より深更に及んで、厳粛な裡にも盛大に行なわれるため、当日は遠近より数万の参拝人で賑わい、荒神輿とも称され、大きさと重量は関東随一と称えられ、文化9年5月(1826年)の作であります。(説明板より) |