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薬師堂(取手市井野台)
当本堂は眼病安産の御仏様と伝えられて居る薬師如来をお祭りしてございます。諏訪山医王院昌松寺がこの地にあり、広大な寺院の屋敷内にあったお堂のひとつの薬師堂でありました。
ご本尊の薬師如来像とともに十二神の御仏の像は遠州の三山と称される医王山薬王院油山寺(静岡県袋井市)より天平年間(729年)、行基開基の孝謙天王の勅願寺より大同元年(806年)に昌松寺に移されたもので約1200年の間幾たびか火災にも逃れ壇徒の守護により伝えられてきたもので、油山寺本尊薬師如来様の百年に一度のご開帳の年であった昭和59年4月8日と同じうして、当堂十二神の御仏とともに守護されていた護摩札の記録により御仏の由来が明らかになった。
古くから語り伝えられてきた眼の病と安産にご利益のある御仏であり、薬師如来であるということは、医王山薬王院油山寺と全く一致するもので深いつながりのあることが確認されました。
当堂の南側にある路は昔から大同道と呼ばれ十二の御仏の移られた大同年間であることを裏付ける伝説でもあります。これらの事から昌松寺薬師堂油山寺はきわめて深い関係のあることが分かります。当堂薬師如来は毎年4月8日を縁日として開帳して万民豊楽、世界平和、無病息災、眼病に悩める方々は治療を祈ってご供養を厳修しております。(説明板より)
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 薬師堂                        十二仏の写真
薬師堂薬師堂十二仏の写真
 
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