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白樺文学館(我孫子市緑)
雑誌「白樺」を中心に展開された白樺派は、大正デモクラシーの時代の新しい文芸活動です。当時、白樺派の中心人物志賀直哉、武者小路実篤、柳宗悦らが我孫子に住み、多くの同人や信奉者が来訪。我孫子はやはり文学者の多い鎌倉と並び称される文士村でした。
美しい手賀沼の自然環境から創造活動のエネルギーを受けて、彼らは我孫子で多くの優れた作品を創り上げました。また、文学にとどまらず絵画や彫刻などについてもその時代の一番良い芸術を先取りし、ロダンや印象派の絵画などを積極的に紹介したのです。
当時の文化をリードした白樺派が手賀沼のほとりで育まれ、大きく発展した事は我孫子の素晴らしい文化的遺産です。
「白樺文学館」は、そんな活動を広く皆様に知っていただき、また次代に伝えていくために創立されました。
そして、これからの新しい時代に白樺派のように文化をリードする活動をこの我孫子から発信していく拠点となれば、これほど嬉しい事はありません。特に次の次代をになう若い皆さんにその精神を受け継いで欲しいと思います。(白樺文学館パンフレットより)

開館:AM10:00〜PM5:00(入館はPM4:30まで)
休館日:月曜日(月曜が祝祭日の場合は開館)、12月31日・1月1日、その他臨時休館日
入場料:大人200円(高校生以上)/子供100円
写真をクリックすると大きな写真がご覧になれます。
 白樺文学館の玄関                 白樺文学館の外観
白樺文学館白樺文学館
 
 「暗夜行路」の原稿(原本)             志賀直哉の小林多喜二宛ての手紙
志賀直哉「暗夜行路」の原稿(原本)志賀直哉の小林多喜二宛て直筆の手紙
 
 志武者小路実篤の谷崎潤一郎宛の手紙    白樺「ロダン号」 
武者小路実篤の谷崎潤一郎宛の手紙白樺ロダン号
 
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