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龍禅寺・三仏堂(取手市米ノ井)
寺の創建は延長2年(924年)とされ、承平7年(937年)には平将門が堂宇を寄進したといわれている。また建久3年(1192年)には源頼朝が 千葉常胤に命じて三仏堂などの修理に当たらせたともいわれる。慶安2年(1649)には、徳川家光より堂領十九石三斗の朱印状を賜っている。境内には市内唯一の国指定重要文化財である三仏堂がある。
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 三仏堂
龍禅三仏堂三仏堂は延長2年(924年)の創建と伝えられ、釈迦・弥陀・弥勒の三仏をまつる。現在の建物は建築様式から室町時代後期のものと推測され、さらに内部にあった永禄12年(1569年)の木札から詳しい年代が分かった。間口3間(6.395m)、奥行き4間(7.309m)の三間堂の平面であるが、正面に一間外陣を設け、さらに両側面と背面にもこしをつけた構成になっている。
組物は出組と平三斗で木鼻と板かえる股に簡素な彫刻がある。彩色はない。屋根はかやぶきの寄棟で軒を二重にしている。解体したとき、材料のいたる部分に梵字で経文が書かれており、更に仏壇下の地下に壺が埋められていた。禅宗様と和様の混合した建築様式に加え、特異な平面形式はこの建物を他に類のないものにしている。
昭和51年に国の重要文化財に指定された。(説明板より)
 
 三仏(釈迦・弥陀・弥勒)
龍禅寺三仏三仏堂の扉は普段は閉まっており、今までに4、5回訪れたことがあるが、一度もその姿を拝見したことがなかった。今回(2005年1月9日訪問)はたまたまご開帳されており、その姿を写真に収めることが出来ました。
非常にラッキーです。
 
 山門                        本堂
龍禅寺山門龍禅寺本堂
 
 犬槇(イヌマキ)
龍禅寺の犬槇県の保護指定樹となっている大木
 
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