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法王山萬満神社(松戸市馬橋)
臨済宗大徳寺派法王山はもともとは、鎌倉時代の建長八年(1256年)に小金城主であった千葉頼胤により創建された「大日寺」が始まりといわれている。将軍足利義満の時代に、関東管領足利氏満が堂宇を建立。臨済宗に改宗し、義満と氏満のそれぞれの“満”をとり、萬満寺と改称された。
仁王の股くぐり(病除け)の行事で知られている寺。金剛力士像は運慶作と伝えられ、仁王門(慈雲閣)の右に阿像・左に吽像が納められている。全国的にも珍しい黒塗りの木造寄木作りで国指定文化財に指定されている。仁王様の両足の間に四方の隙間があり、これをくぐると病魔災害を防ぎ、丈夫になるといわれています。股くぐりの期間には開帳され(正月三が日9時〜16時)、阿像の股の間をくぐり抜けることができます。
また、萬満寺では、春と秋の2回(春:3月27から29日/秋:10月27日から29日)、「唐椀供養」という諸病厄除けの行事が行なわれている。 「唐椀供養」は、唐の国により伝来の儀式用の朱塗りの大椀をうつした御膳で、精進のご飯を祈祷の間に頂く行事です。徳川家康が鷹狩りの途中立ち寄られた時に差し上げたのが始まりと伝えられ、残さず食べる処に功徳があるとされています
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 仁王門(表側)                        仁王門(内側)
萬満寺仁王門萬満寺仁王門
 
 仁王(金剛力士像)
萬満寺仁王
 
 楼門(表側)                      楼門(内側)
萬満寺楼門萬満寺楼門
 
 水掛不動尊                      本堂
萬満寺水掛不動尊萬満寺本堂
 
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