戻る
高蔵寺・薬師如来坐像(取手市藤代:旧北相馬郡藤代町藤代)
高蔵寺は平屋建ての本堂で通常のお寺とは概観がまったく異なり、いわゆるお寺らしい感じではありません。この寺には寄木造りの薬師如来座像があります。この坐像は、室町時代末期の大型彫刻仏像で、台座76cm、光背は直径110cmもあります。
薬師如来はあらゆる病気を治療し、寿命を延ばすことを本願とする仏で、とくに眼病などに効験があると信仰を集めているそうです。
 
写真をクリックすると大きな写真がご覧になれます。
 本堂                             御本尊
高蔵寺の本堂高蔵寺の御本尊
 
 薬師如来坐像
高蔵寺の薬師如来坐像薬師如来坐像について
この坐像は室町時代末期の頃の作と思われる。寄木作り。
天正末期、上野国由良信濃守源国繁が、諸将に命じて七観八薬師を建立させたが、藤代薬師堂はその一つで、横瀬主膳正繁が建立にあたった。文禄元年(一五九二年)堂宇落成、入仏した。
薬師如来は、あらゆる病気を治療し、寿命を延ばすことを本願とする仏として信仰され、無事安泰を祈願して祀ったのである。(説明の道標より)
 
 大師堂
高蔵寺の大師堂
 
戻る

このページの先頭へ