戻る
高源寺・地蔵けやき(取手市下高井)
普蔵山高源寺と号し臨済宗の名刹である。承平元年(931年)に「相馬小次郎平将門釈迦如来之霊験」によって建立されたと伝えられている。
開基は応安元年(1368年)で、平将門の名跡を継いだ後の相馬七左衛門尉胤継とその後裔がこの地を治め、住職を鎌倉建長寺から招いたと言われている。開山は夢窓国師ともいわれている。慶安2年(1694年)には徳川三代将軍家光より三石二斗の朱印地を賜っている。
本尊は釈迦如来で、境内には県指定天然記念物のケヤキの大樹があり、洞穴に子育て地蔵尊が祀られているため、地蔵ケヤキと呼ばれている。
写真をクリックすると大きな写真がご覧になれます。
 地蔵ケヤキ
高源寺地蔵ケヤキ高源寺地蔵ケヤキ
推定樹齢1600年、幹周り約10メートル、高さ約15メートルの巨木で、昭和14年に天然記念物として茨城県文化財に指定されている。
言い伝えによると、このケヤキの大きな洞は、寺が火災にあった際に焼けたものといわれている。いつの頃からは不明だが、洞内には子育て地蔵が祀られた。このお地蔵様は霊験あらたかで洞をくぐりぬけて詣でれば安産疑いなしといわれている。(説明板より)
 
 本堂                            山門
高源寺本堂高源寺山門
 
戻る

このページの先頭へ