普蔵山高源寺と号し臨済宗の名刹である。承平元年(931年)に「相馬小次郎平将門釈迦如来之霊験」によって建立されたと伝えられている。
開基は応安元年(1368年)で、平将門の名跡を継いだ後の相馬七左衛門尉胤継とその後裔がこの地を治め、住職を鎌倉建長寺から招いたと言われている。開山は夢窓国師ともいわれている。慶安2年(1694年)には徳川三代将軍家光より三石二斗の朱印地を賜っている。
本尊は釈迦如来で、境内には県指定天然記念物のケヤキの大樹があり、洞穴に子育て地蔵尊が祀られているため、地蔵ケヤキと呼ばれている。 |