不動院は国指定重要文化財の本尊不動明王ならびに両童子を安置する関東の霊窟、三密加持の道場です。古く平安時代の歴史を有していますが、現在の堂塔は中興開山の高僧といわれる霊雲あじゃりが文録年間建立の本堂(茨城県指定重文)と元禄年間建立の楼門(茨城県指定重文)があり、豪壮にして華麗な朱塗りの建造物の中で更に不動院の格調を高めているのが端麗にそびえる三重塔(茨城県指定重要文化財)です。(説明板より)
清安山不動院は大同年間の創建で、ご本尊の不動明王は希にみる秀れたご本尊で国の重要文化財に指定され、古くから霊験あらたかなお不動さまとして多くの人に信仰されて来た。堂塔伽藍は江戸時代の名工によって立てられた豪華絢爛たる建造物で茨城県の重要文化財に指定された貴重な文化遺産です。
然るに慶応年間村内に大火があり当時の庫裏を焼失してから既に130年になりました。(平成元年の客殿庫裏竣工記念碑より抜粋) |