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五角堂(つくば市矢田部)
五角堂と和時計(茨城県指定史跡)
この五角堂は、一辺約4.6メートルmの五角形をなし、内部に残る伊賀七製作の和時計は、木製時計としては日本でも最大のものといわれている。
五角堂と和時計の設計者である飯塚伊賀七は、谷田部村の名主を勤めた江戸時代の発明家で、他に布施弁天(柏市)の鐘楼・自動人形ロボット、飛行機などの設計をして奇才を発揮した。
当時矢田部に過ぎたるものが三つあり、「不動並木に広瀬周度、飯塚伊賀七」といわれて、郷土の人々から敬愛された。伊賀七のような蘭学・和算・暦学・その他多方面の学問を身につけた人物が武家時代の農村に現れたことは、歴史上もきわめて重要である。天保7年7月11日75歳で没した。(説明板より)

五角堂は角形の一辺 約4.6メートル 高さ約6メートル。屋根の内部は五本の梁を交叉させた中心部を一本の柱で吊った構造で屋根は茅葺きとなっている。内部は土間になっており、窓は一つもなく、泥壁が塗られている。母屋に面して2ヶ所の出入口がある。
残念ながら建物の内部は公開されておらず、和時計を見ることはできませんでした。
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 五角堂五角堂
五角堂
 
五角堂
 
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